6番線 大阪第一車両庫

Last updated: 2010/8/31

L特急 さざなみ


〜現役房総特急〜


  列車概要
1963年 (昭和38年) 10月1日、両国〜館山間に、キハ58系を使用して全車座席指定席の準急列車を新設。よって自由席のみの編成であった「内房」と愛称の区別をする必要があったことから、「さざなみ」と名づけられる。
 
1972年(昭和47年)7月15日、総武本線東京駅開業。
同時に線名を房総西線から内房線に改める。この際、特急「さざなみ」の運行を定期列車3往復・季節列車5往復で開始。
運行当初の「さざなみ」は、新宿・東京〜館山・千倉間(季節列車のうち1往復は八王子発着)を中央本線・総武本線・内房線経由で運行。新製された183系を使用した。当時としては短距離を運行する特急で、単なる料金値上げだという非難を浴びたこともあった。
なお、この列車は同年10月のダイヤ改正でエル特急に指定された。
 
1982年(昭和57年)11月15日、急行「内房」など房総地区の急行列車全廃。代替として、「さざなみ」に両国発着列車を設定。
 
1985年(昭和60年)3月14日、定期として「さざなみ」の新宿及び両国発着列車を全廃。
 
1993年(平成5年)7月2日、千倉発着列車の一部を255系による「ビューさざなみ」とする。同時に「ホームタウンさざなみ」・「おはようさざなみ」として、君津発着列車を運行開始。
 
2000年(平成12年)12月2日、「ビューさざなみ」の館山〜千倉間を臨時列車に格下げ。
 
2002年(平成14年)12月1日、JR東日本が管内からエル特急の呼称を全て廃止、「さざなみ」・「ビューさざなみ」も対象に。
 
2004年(平成16年)10月16日、E257系を「さざなみ」に導入。また「ホームタウンさざなみ」・「おはようさざなみ」の名称を廃止し、E257系による列車を「さざなみ」、255系による列車を「ビューさざなみ」と名称を統一。
 
2005年(平成17年)12月10日、ダイヤ改正と合わせ列車名を「さざなみ」に統一し、「ビューさざなみ」の呼称廃止。さらに、君津発着列車の4本を館山まで延長し、10両編成列車を大幅増加。その一方で、昼間時間帯の列車は臨時列車に格下げになり、255系電車の運用も減少。また、全ての房総方面の特急列車を全車禁煙化。
 
現在、東京〜君津・館山間を京葉線・内房線経由で運行する特別急行列車として現役続行中。
  車両案内
クハ183
L特急「さざなみ 12号」
撮影日:1981年7月21日 内房線 東京駅 地下3番線
<撮影時の編成>
*運用期間*
1978年10月2日〜1982年11月14日
*運行区間*
東京−館山(1、5、9、13、15、17、2、4、8、12、16、18号)
東京−千倉(3、7、11、6、10、14号)
←東京(1〜9号車)館山・千倉→
「クハ183」「サロ183」「モハ182」「モハ183」「モハ182」「モハ183」「モハ182」「モハ183」「クハ183」

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