1963年（昭和38年）10月、上野〜平間を運行する全席座席指定制の電車準急列車として、「ひたち」が運転開始。
1966年（昭和41年）3月、「ひたち」が「ときわ」「そうま」とともに急行列車に昇格。
1969年（昭和44年）10月1日上野〜平間を運行する季節特急列車として、「ひたち」運転開始。
1970年（昭和45年）7月、特急「ひたち」に、上野発着の特急として初めて自由席2両を設置。
登場時は全席指定だったが、短距離の利用者が多い点を考慮したため。
同年10月、特急「ひたち」定期列車化。
1971年（昭和46年）4月、上り列車のみ東京駅に乗り入れ。
1972年（昭和47年）7月、「ひたち」51・52号が485・489系電車を使用して運転。
同年10月、485系電車を使用開始。電車特急となる。また、5往復に増発し、運転区間を東京・上野〜平・原ノ町・仙台間に拡大。なお、平・原ノ町発着各2往復、仙台発着1往復。同時にエル特急に指定。
1973年（昭和48年）4月、上り1号のみ実施されていた、東京駅乗り入れを中止。
同年10月、6往復に増発。
1982年（昭和57年）11月、東北新幹線本格開業により、仙台以北を結ぶ特急「みちのく」急行「もりおか」などの昼行特急列車・急行列車を全廃。急行「十和田」は夜行のみ存続。これにより、常磐線を運行する列車名は特急「ひたち」、急行「ときわ」の2種類のみとなった。
1985年（昭和60年）3月、急行「ときわ」が特急「ひたち」に統合されて定期列車の運転を終了、「ひたち」は下り24本、上り23本に増発し国鉄在来線特急列車での運行本数最多となった。
1986年（昭和61年）11月、26往復に増発。編成は485系9両編成に統一。
1989年（平成元年）3月、651系電車を投入。愛称を「スーパーひたち」として運転開始。なお、指定券発売時の区別等のため、485系の「ひたち」は号数を100番台に改めた。
1990年（平成2年）3月、485系「ひたち」は平以北の運転がなくなり、同時にグリーン車の連結も中止されて7両編成に短縮された。モノクラス化とボンネット型クハの老朽置き換えのため、サロ481形等を改造したサハ481形300番台（8両）及びクハ481形1100番台（8両）が編成に組み込まれた。
1997年（平成9年）10月、E653系電車による「フレッシュひたち」が運転開始。
1998年（平成10年）12月8日、485系電車の全車が、651系電車・E653系電車へ置き換えられたのに伴い、「ひたち」「さわやかひたち」「ホームタウンひたち」は名称上消滅。ホームライナー・おはようライナー土浦を「フレッシュひたち」へ格上げ。この結果、常磐線の特急列車は「スーパーひたち」「フレッシュひたち」の2系統となる。
2002年（平成14年）12月、勝田発着の「スーパーひたち」は、名称を「フレッシュひたち」に変更。
「スーパーひたち」を含め、JR東日本はこの改正で「エル特急」の呼称を全て廃止。
「スーパーひたち」「フレッシュひたち」として、
上野〜勝田・いわき・原ノ町・仙台間を走行する特急列車として活躍中。（2009年10月現在）
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