1959年(昭和34年)9月22日、仙台方面から磐越西線に乗り入れる、仙台〜喜多方間運行の準急列車「あいづ」が新設された。
1966年(昭和41年)3月5日、準急行制度の変更に伴い、準急「ひばら」・「あがの」・「あいづ」が急行列車に昇格。
1968年(昭和43年)10月、ヨンサントオダイヤ改正に伴い、上野〜会津若松間を運行していた特急「やまばと」を特急「あいづ」に名称を変更し、上野〜山形間運転の「やまばと」と分離して全区間での単独運転を開始。
特急「あいづ」は仙台運転所所属の483系・485系電車を使用。磐越西線の有効長の関係から9両に抑えられかつ食堂車を連結するため上野方先頭車をグリーン車の「クロ481形」とした。また、仙台発着急行列車の名称を「あいづ」から「いなわしろ」に変更。
1993年(平成5年)12月1日、「あいづ」上野〜郡山間廃止。郡山〜会津若松間を運行するエル特急「ビバあいづ」運行開始。土曜・休日・多客期は一部列車が会津若松〜喜多方間を延長運行。
特急「あいづ」はこの時点で一旦消滅。
2002年(平成14年)12月1日、「ビバあいづ」を、「あいづ」に名称変更し愛称復活。
これに伴い、青森運転所(現・青森車両センター)から485系6両編成1本が仙台運転所へ転属となり、「あいづ」に投入された。また土日運行の「ホリデービバあいづ」も「ホリデーあいづ」名称を変更され、「ビバあいづ」編成は12月7日の「さよならビバあいづ」の運転によって磐越西線から撤退した。
2003年(平成15年)10月1日、「あいづ」・「ホリデーあいづ」を快速列車に格下げし、愛称を「あいづライナー」に変更。 特急列車「あいづ」2度目の廃止。
現在、郡山〜会津若松間の快速列車「あいづライナー」としてその名を残す。
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