6番線 大阪第一車両庫

Last updated: 2010/1/30

特急 白鳥


〜嘗ては電車特急として世界最長距離を走った列車〜


  列車概要
1960年(昭和35年)12月秋田〜鮫間を奥羽本線・東北本線・八戸線経由で運転を開始した
気動車準急列車に「白鳥」と命名されました。
 
1961年(昭和36年)10月「サンロクトオ」と呼ばれる大規模ダイヤ改正が行われ、
「白鳥」は新たに設定された北陸本線・信越本線・羽越本線・奥羽本線経由、
大阪〜直江津〜青森・上野(北陸本線・信越本線・高崎線・東北本線経由)間を結ぶ80系特急形気動車を使用した特急列車の名称に用いられました。
 
 
1972年(昭和47年)10月、羽越・奥羽本線電化に伴い、大阪〜青森間の全線電化が完成。
車両を青森運転所所属485系電車に置き換え、電車特急化されました。
この当時、「運行距離世界最長の電車列車」と称されることとなりました。
 
2001年3月3日 ダイヤ改正で「白鳥」を、大阪駅〜富山駅間 「雷鳥」・「サンダーバード」 、
金沢駅〜新潟駅間 「北越」 、新潟駅〜青森駅間 「いなほ」の3系統の特急に分割することとなり、
大阪駅〜青森駅間を走る世界最長の電車特急「白鳥」が消滅しました。
 
鉄休眠中で、お別れができなかったのが悔やまれます。現在は、運行区間を変え活躍中。
  車両案内〜キハ82系〜
キハ82系
-譲渡作品より-
1961年10月、
大阪〜上野(直江津・信越本線経由)・青森間の特急として誕生。
1965年10月より、運行区間は大阪〜青森間のみとなる。
写真はおそらくこれ以後の撮影。
<登場時の編成>
*運用期間*
1961年10月1日〜1963年4月19日
*運行区間*
大阪−上野・青森
←大阪(1〜12号車)上野・青森→
「キハ82」「キロ80」「キシ80」「キハ80」「キハ80」「キハ82」
「キハ82」「キハ80」「キハ80」「キシ80」「キロ80」「キハ82」
 
※1〜6号車は大阪〜上野(直江津より信越本線回り)
※7−12号車は大阪〜青森
  車両案内〜485系〜
485系
-譲渡作品より-
1972年10月よりEC特急化。
<EC特急化時の編成>
*運用期間*
1972年10月2日〜
*運行区間*
大阪−青森
←青森(1〜13号車)大阪→
「クハ481」「モハ485」「モハ484」「モハ485」「モハ484」「サシ481」
「モハ485」「モハ484」「モハ485」「モハ484」「サロ481」「サロ481」「クハ481」
 
※1978年1月10日〜2月28日頃まで、10両編成で運転。(雪害対策)
  車両案内〜485系〜
485系
200番台
撮影日:1981年4月4日 
東海道本線 新大阪駅 11番線
485系
300番台
撮影日:1980年9月18日 
東海道本線 大阪駅 11番線
485系
1500番台
撮影日:1981年3月31日 
東海道本線 大阪駅 11番線
<撮影時の編成>
*運用期間*
1978年10月2日〜1982年11月14日
*運行区間*
大阪−青森
←青森(1〜12号車)大阪→
「クハ481」「モハ485」「モハ484」「モハ485」「モハ484」「サシ481」
「サロ481」「モハ485」「モハ484」「モハ485」「モハ484」「クハ481」

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