1961年(昭和36年)10月1日、
京都〜松江間を東海道本線・福知山線・山陰本線経由で運行する特急列車「まつかぜ」が登場。
1964年(昭和39年)3月20日から「まつかぜ」は博多駅まで運転区間を延長。
これにより当時は、大阪〜青森間を走行する気動車特急「白鳥」に次ぐ、運行距離2位の気動車特急となりました。
その後、1985年(昭和60年)3月14日のダイヤ改正により、「まつかぜ」米子〜博多間を「いそかぜ」に分離、
運行区間が2往復とも新大阪・大阪〜米子間となりました。
1986年(昭和61年)11月1日、福知山線と山陰本線福知山〜城崎(現城崎温泉)間電化により
「まつかぜ」はL特急「北近畿」に統合され消滅しました。
博多駅で「まつかぜ」を見た時は、
これから遠路遥々約13時間かけて大阪へ行くのだと思うと感慨深いものがありました。
おそらくは、通して乗っている人はいなかったでしょうけども・・・
|