3番線 懐かしの撮り鉄旅行

Last updated: 2010/3/1

特急 つばめ
〜今もなお、愛称を受け継がれる名列車〜




  列車概要
「つばめ」の愛称は、1930年(昭和5年)10月1日東京〜神戸間の特急列車として登場しました。
 
1960年(昭和35年)6月1日より、スピードアップを目的に車両を151系電車に置き換えられました。
 
1962年(昭和37年)6月の山陽本線広島電化に伴い1往復を広島駅まで延長とし、
東京〜広島間の長駆900km弱を通し運転する事になりました。
 
1964年(昭和39年)10月1日に東海道新幹線が開業し、
それに伴って山陽本線には「新幹線との連絡輸送」という新しい使命が生まれました。
同時に山陽本線の全線電化も完成したことによりダイヤ改正が実施され、
新大阪〜博多間に設定されました。
 
1972年(昭和47年)3月15日山陽新幹線の新大阪〜岡山間が開業し、
運行区間が岡山〜下関間に短縮されました。
 
1975年(昭和50年)3月10日山陽新幹線岡山〜博多間開業により、大規模なダイヤ改正が実施されました。
この当時、国鉄では財政が逼迫していたため、
増収を図るべく料金の高額な新幹線にできるだけ旅客を移行させることを考え、
東海道新幹線が開業した時のように一部の列車を存続させるようなことはせず、
昼行列車については全廃となりました。
 
JR化後に急行列車を廃止し、特急に昇格させたのもこれと全く同じ構図ですね。
 
*当時廃止となった特急列車*
「つばめ」「はと」「かもめ」「みどり」「しおじ」「日向」「月光」「きりしま」
  車両紹介
485系
-譲渡作品より-撮影詳細不明
583系
-譲渡作品より-撮影詳細不明
<廃止前の編成>
*運用期間*
1973年10月1日〜1975年3月9日
*運行区間*
岡山−熊本(下り1、2号、上り7、8号)
岡山−西鹿児島(下り3号、上り6号)
←熊本・西鹿児島(1〜12号車)岡山→
「クハネ581」「サハネ581」「サロ581」「モハネ582」「モハネ583」「サシ581」
「モハネ582」「モハネ583」「サハネ581」「モハネ582」「モハネ583」「クハネ581」
 
*運行区間*
岡山−博多(下り4、6、8号、上り1、2、5号)
岡山−熊本(下り5、7号、上り3、4号)
←博多・熊本(1〜11号車)岡山→
「クハ481」「モハ484」「モハ485」「サロ481」「サロ481」「サシ481」
「モハ484」「モハ485」「モハ484」「モハ485」「クハ481」
 
※1975年3月10日で特急「つばめ」は一旦廃止。
※1992年7月15日からJR九州で「つばめ」の愛称が復活。
  リバイバル トレイン
83年版 リバイバルつばめ
<画像をクリックすると特集ページへ>
1981年から3年続けて運行されたリバイバルトレイン。
詳しくは、画像をクリックし特集”国鉄リバイバルトレインの記録”へどうぞ。
  「つばめ」の現状
特急「リレーつばめ」
1992年(平成4年)7月15日、787系電車落成と共に、
西鹿児島駅(現・鹿児島中央駅)発着の特急「有明」を「つばめ」に改称され、「つばめ」の愛称が復活しました。
 
2004年(平成16年)3月13日、九州新幹線一部開業に伴うダイヤ改正により、
787系「つばめ」は愛称を九州新幹線800系に愛称を譲り「リレーつばめ」に改称され現在に至ります。

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