1950年(昭和25年)11月2日、それまで特急列車に限られていた列車愛称が急行列車にも付けられることになり、
東京〜長崎・佐世保間の列車に「雲仙」と命名される。
1954年(昭和29年)10月1日、東京〜佐世保間を運転する不定期急行列車に「西海」と命名。
1956年(昭和31年)11月、東海道本線の全線電化完成に伴うダイヤ改正で「西海」が定期列車となる。
1961年(昭和36年)10月1日「雲仙」と「西海」は併結運行となる。
1968年(昭和43年)10月のダイヤ改正で、「雲仙」「西海」の東京〜博多間を格上げし「あさかぜ」を増発。
そして「玄海」を改称し「雲仙」は京都〜長崎間に、
「平戸」を改称し「西海」は大阪〜佐世保間(定期、季節各1往復)に設定。
ともに一部寝台客車を連結して運行されました。
1975年(昭和50年)3月10日、山陽新幹線岡山〜博多間開業による大規模なダイヤ改正で、
「雲仙」・「西海」は新大阪〜長崎(雲仙)・佐世保(西海)の併結列車となる。
この時「阿蘇・くにさき」と同時に14系座席車を急行列車として初めて運用される。
1980年(昭和55年)10月1日のダイヤ改正で、急行「雲仙」「西海」は廃止。
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